すべての県立高校にエアコン設置が実現【村本しゅうじの街角通信】


9月定例県議会に、村本しゅうじら茨城県議会公明党が強く要望していた県立学校のエアコン設置に関する補正予算が提出されることになりました。
先月27日、県議会公明党は大井川和彦知事に、酷暑対策を求める緊急要望を行いました。全ての小中高等学校の普通・特別教室への空調機器設置を求めたほか、県立学校のエアコン整備が従来保護者の負担で設置されており、県予算による整備を強く求めました。
こうした要望を受け、県は約10億円の補正予算を組み、エアコン未設置の25校の県立高校普通教室に、来年夏までにエアコンを整備することになりました。また、保護者負担で整備した71校の県立高校は、その設備を全て県が引き取り、県が維持費を負担することになりました。
これらを実現するため、生徒1人あたり月額200円を光熱費として保護者に負担していただく条例も提出されます。現状では、年間最大1万円程度ご負担していただいていることからすると、大幅な負担軽減となります。