村本議員らコロナワクチンに関する緊急要望を行う

5月13日、村本修司県議会議員ら茨城県議会公明党議員会は、大井川知事宛の「新型コロナウイルスワクチン接種に関する緊急要望」を保健福祉部木庭愛部長に提出しました。

感染予防の切り札ともいうべきワクチン接種に関し、接種体制のさらなる強化とともに、予約環境の充実を実施して、接種を希望される方が一人ももれることなく安心して摂取できるよう要望しました。
木庭部長からは、「この要望をしっかりと受け止め、万全の態勢で円滑なワクチン接種ができるよう市町村と連携していく」との回答がありました。
※保健福祉部長室に掲げられたカラフルな絵は、県内小学生がコロナ終息を願って描いたアマビエの絵です。その切実な思いを無駄にしないよう、これからも感染拡大防止に努めてまいります。

新型コロナウイルスワクチン接種に関する緊急要望

新型コロナウイルスの第四波による急激な感染拡大のなか、三度目となる緊急事態宣言が発令され、延長の措置もされました。本県においても、感染拡大市町村に指定される市町村が増加し、国に対し、まん延防止等重点措置を申請するなど事態は深刻化しています。
このような中、県内市町村において、ワクチン接種がスタートしましたが、予約が殺到し、電話もネットもつながらないとのお声も多数いただいています。感染予防の切り札ともいうべきワクチン接種に関し、接種体制のさらなる強化とともに、予約環境の充実が望まれます。接種を希望される方が一人ももれることなく安心して摂取できるよう、以下の項目について緊急要望いたします。

  1. 予約が取りづらい状況を踏まえ、市町村に対し、県民からの問い合わせには丁寧に対応するよう徹底するとともに、県のコロナワクチンコールセンターにおける相談体制を強化すること。
  2. 働いている方が接種しやすいよう診療時間外や休日の接種体制を整備すること。
  3. 視覚障害者や聴覚障害者など、情報が届きにくい方々に対する合理的配慮を行うこと。
  4. 小規模な介護施設や在宅介護等の移動が困難な方に対して、接種場所への移動支援や在宅での接種など、県内市町村の好事例について積極的に情報提供を行い、誰もが安心して接種できるよう市町村の支援を行うこと。
  5. 様々な理由で接種を希望しない人々に対する差別的や偏見、いじめが起きないよう人権意識の向上に努めること。
  6. ワクチン接種の予約キャンセル防止に努め、ワクチン廃棄が発生しないよう「仮称・ワクチン接種協力者バンク」などの体制構築を市町村に勧奨すること。
  7. 接種者の多様なニーズに応えるために、県として大規模接種会場の設置を検討すること。