県北地域の新たな魅力発信/茨城県北ロングトレイル整備進む

今、茨城県北で、全長320kmにも及ぶ里山を巡る“道”を整備する取り組みがはじまっています。その名も「茨城県北ロングトレイルプロジェクト」。トレイルとは、森林原野、里山などにある「歩くための道」のこと。 こうした道を、歩くはやさで旅するのがトレイルです。

日立市エリアも今年度中に整備される予定です。
自然に触れあいながら休日を過ごす場が増えて楽しみです。

茨城県北ロングトレイルは、関東北端の茨城県北部6市町(日立市、高萩市、北茨城市、常陸太田市、常陸大宮市、大子町)にまたがる、全長320kmのロングトレイルです。
山岳地帯に入山したまま長距離踏破を目指すだけのロングトレイルコースではなく、里と山を繰り返し訪れながら多様な地形や眺望、歴史的遺構をつないで歩くことのできる
「里山・地域・環境」トレイルとなっています。

茨城県北ロングトレイルは里山をめぐる周回コースで、アクセスにも優れどこからでも始められ、かつ、どこまで歩くのかも自由に計画ができることが特徴です。
茨城県北ロングトレイルでは、里と山をつなぐように歩いて、様々な日常の中の非日常を体験し、繰り返し感動に出会うことができます。
地元の誇らしいシンボルとして里山文化と地域資源をとらえ直し、持続可能な環境維持管理を目指しています。
地域の有志が組織した「茨城県北ロングトレイル協力隊」を中心として、地元の大勢が関わり合いながら、地域に根差したトレイル整備・維持保全活動を展開していきます。