仮設住宅として日本初、倉敷市真備町の被災地にモバイルハウスが正式採用
私は、広島県呉市の出身。今回の西日本豪雨の被災者支援は、とても気になるところです。
8月8日、西日本豪雨で住まいを失った倉敷市真備町地区の被災者向けのトレーラーハウス型仮設住宅50棟が、今回初めて正式に建設型仮設住宅として採用されました。
そのモデルハウスが、倉敷市船穂町柳井原の市有地に搬入されました。設置されたのは、ボックス型(高さ約3メートル、幅約12メートル、奥行き約2.4メートル)1戸で、2人用の1DK。キッチン、風呂、温水洗浄便座、エアコン、ベッドなどを備え、内装には木材を多用しています。
倉敷市内では、船穂町柳井原のトレーラーハウスのほか、県が真備町地区4カ所にプレハブや木造計150戸を建設します。5日までの募集期間で、他地区4カ所はいずれも予定戸数を上回る応募がありましたが、トレーラーハウスは19世帯にとどまっています。倉敷市は、真備町地区外になることに加え、トレーラーハウスになじみが薄いのが一因とみて、追加募集を行うため見学用を設置しました。倉敷市は内覧会後に改めて入居希望者を募る予定。倉敷市内の仮設住宅はいずれも9月中に入居できる見通しです。
この移動式の仮設住宅は、設置が素早くできるうえに、その居住性も抜群です。公明党もその導入を積極的に支援してきました。
(この記事は山陽新聞デジタル版2018/8/8付けを参照しました)