令和2年、明けましておめでとうございます!

令和2年 新たな年に 新たな挑戦

令和2年、明けましておめでとうございます。
昨年一年間の活動報告と今年の決意を動画にアップしました。
本年もよろしくお願いいたします。

 みなさん、こんにちは!
 茨城県議会議員の村本しゅうじです。
 平成31年度、そして令和元年度は、県議会議員1年目として無我夢中で働かせていただき、様々な経験を重ねました。
 住んでいる人が日本一幸せと思えるような茨城県を目指して、今年もどんどん仕事をしてまいりますので、宜しくお願い致します。

【初の一般質問に登壇】
 さて、昨年は、6月の定例議会において、新人県議会議員のトップを飾り一般質問に立たせていただきました。
 その中で、SDGsいわゆる持続可能な開発目標の国から県、圏から市町村そして中小企業の皆さん、さらには、学校現場での浸透の重要性を訴えさせていただきました。
 次に、神峰公園へのパンダ誘致推進と周辺のインフラ整備は誘致を待たずして実施すべきであると提案させていただきました。
 そして、特別支援教育における質の向上、特に日立市特別支援学校は県立ではないため、他の県立校との格差が生じており、その是正を主張しました。
 初めての一般質問であり、反省点は多々ありますが、今後も課題発見力、問題解決力を磨いて、皆様の声を公明党議員のネットワークを使って、一歩でも二歩でも前進させていきます。 

【いきき茨城ゆめ国体・いきき茨城ゆめ大会】
 そして、昨年の茨城県、そして県北においても多くのトピックスがありました。
 その中でも、「いきいき茨城ゆめ国体」が45年ぶりに茨城で開催されました。悲願であった天皇杯、皇后杯を見事勝ち取ることができ、日立市の池の川さくらアリーナで開催された卓球には、天皇、皇后両陛下をお招きすることができました。
 開催に向け尽力いただいた競技関係者や役員の皆様、ボランティアで盛り上げていただいた皆様、そして何より、茨城を背負って全力で闘って下さった選手の皆様に敬意を表したいと思います。
残念ながら、「いきいき茨城ゆめ大会」、障がい者スポーツ大会は台風の影 で中止となってしまいましたが、今後もスポーツでもっと茨城を盛り上げ、障がい者スポーツの更なる発展を目指してまいります。 

【台風被害への対応】
 また、記憶に新しいところでは、9月10月と連続して、東日本そしてこの茨城を襲った台風15号、19号の甚大な被害です。
 私も、即鉾田市の農協や農家を訪ね、その被害状況を確認し、農林水産政務官へ、営農継続が可能となるような支援を要望いたしました。そして、日立市の災害対策本部での被害状況の確認、被害が甚大であった大子町、常陸大宮市、水戸市や常陸太田市など何度も被災地へ足を運び、被災された方や中小企業、農家の方々に状況をお伺いいたしました。
 そして、その声を10月24日大井川県知事へ要望書として提出いたしました。
 その結果、災害救助法の枠から漏れる方々への県独自の住宅復旧支援策や農業用機械・施設や中小企業の施設・設備の整備、観光需要回復のための支援、そして河川なの復旧工事等、35一般会計4億円の補正予算を組み、臨時議会において11月19日可決成立いたしました。

【日立市内の渋滞対策】
 次に、県北、日立の大きな課題として、渋滞の問題があります。
 日立市は、旅行速度、つまり自動車で移動する速さが茨城県内でもワースト1となっており、私の住む成沢の国道6号線が最低となっているデータがあります。
 水戸から日立へ帰ってくる時でも、水戸、ひたちなか、東海と順調に走ってきても、日立に入った途端、速度が落ちてしまい、このデータの正しさを実感するところです。
 これは、産業や観光、日常生活への悪影響が大きく、地域活性化の妨げとなっています。
 現在、国道6号大和田の拡幅、日立バイパスⅡ期、国道245号線の4車線化などが進められていますが、完成時期が見通せておりません。今後も公明党のネットワークを使って、早期の竣工を目指していきます。更に、山側道路の北進やひたちBRTの日立駅延伸も併せて、行って参りたいと思います。

【MaaS】
 この渋滞対策と併せて、高齢者の移動手段の改善策として、MaaSなどの導入が重要となってきます。このMaaSは、所謂、様々な交通手段を継ぎ目なく接続して、更に利便性を上げていく試みです。自動運転やIoT、AI技術を組み合わせて、利用者が利用しやすく、また、人手不足の改善にもつながる技術で、現在、日立市でも国交省が全国で19の事業を選定して行われる実証試験が進行しており、全国でもいち早くこのMaaSを取り入れ、高齢者移動手段の改善や交通渋滞の緩和を行っていきたいと思います。

【ひたちBRT、大みか駅駅舎】
 これらの交通に関する改善策の鍵となるのが、日立の特徴を活かしたひたちBRTであり、その中心となる大みか駅であります。この日立BRTは、大みか駅周辺整備と絡めて、昨年4月1日から第二期区間に本格運用を開始し、通勤・通学や買い物、通院などが便利になり、今後の発展が期待されるところです。

【かみね公園へのパンダ誘致】
 そして、何といっても、昨年の2月に大井川知事が発表しました日立市かみね動物園へのパンダ誘致ですが、県北そして日立市民の皆さんに大きな希望を与えました。昨年の6月には、誘致協議会も設立され、誘致活動が始動しました。その中で、私も市民の皆さんからよせられた中国関係者とのパイプの情報などを県へお伝えしたり、一般質問でパンダ誘致には、マイルストーンを明確にする等緻密な計画が必要であり、県民一丸となって対応する必要性を訴えたり、誘致に向けて活動を行ってまいりました。
 これからは、このような様々な観点での活動が必要となっており、その中から効果が大きなものへと集中していく必要があります。

【映画「ある町の高い煙突」でまちおこし】
 また、昨年は、映画「ある町の高い煙突」がロードショー公開され、この日立市を皮切りに全国で上映されました。
 皆様のお陰で、大反響を呼び、日立市の観光振興に一役買いました。海外の映画祭でも紹介されるなど国際的にも、環境問題に対する住民と企業が協調して解決にあたった100年前のSDGs先進事例として注目をされています。
 日立市でも大煙突をはじめとするゆかりの地をめぐるコース紹介したマップを作成するなど煙突をキーとした観光振興に力を入れています。
 今後も、このような日立の観光資源を最大限活用して、魅力ある街つくりに貢献して行きたいと思います。

【今年の抱負】
 今年は、県議会議員二年目となり、議員として大きく飛躍する大事な年となります。
 ものつくり振興や観光掘り起しによる県北活性化、大きな大きな課題である高齢化社会への早急な対応、障がいをお持ちの方々への支援など多様性を包摂した社会造りなどの多種多様な課題に対して、皆様の声をお聞きしながら、全力で取り組んでまいります。
 今年も、ご指導のほど、よろしくお願いいたします。