線状降水帯による大雨被害被災地を改めて視察調査
村本修司議員は、高崎進議員をはじめとする茨城県議会公明党の議員団、福重隆浩衆院議員ともに、9月17日、線状降水帯による大雨被害などに見舞われた北茨城市、高萩市、日立市を現地調査しました。
北茨城市では、被災した水産業者を訪れました。事業主から被害の実態などを聴き取りしました。「東日本大震災の時の復興のための借金が残る中、どう再建していけばいいのか全くめどが立たない」との声が聞かれました。
高萩市役所では、大部勝規市長から要望を聴取。大部市長は「15日時点で162棟の床上浸水など甚大な被害が発生している」と述べ、「大量のごみもあり、復旧にはかなりの費用がかかる」「県内外からのボランティアの支援には本当に感謝している」などと語りました。また市内松岡地区では、床上1メートル以上の浸水が発生した被災住民宅を見舞いました。「被害の認定基準になんとも納得がいかない」「行政の対応が遅すぎる」などの厳しいご意見を伺いました。
日立市では市役所の被害が大きく取り上げられていますが、ほとんどマスコミ等で報道されていない白銀町の状況は大変厳しいものでした。
「あっという間のできごとで、逃げるのが精一杯だった。高い所から見ているしかなかった」「初期の行政対応が悪すぎる。東日本大震災の教訓が生きていない」といった住民の皆様の率直な声を伺いました。
今回の視察をもとに、県議会公明党では県に対して緊急要望を行うことになりました。