県外調査結果をもとに予算特別委員会で、“自己マネジメント力を育む学校教育”について質問
2024年3月21日県議会予算特別委員会が行われ、県議会公明党の村本修司県議が登壇しました。
村本議員は、県議会公明党の県外調査(福島県大熊町立学び舎ゆめの森)の結果など踏まえ、「自己マネジメント力を育む学校教育の推進」について、教育長に質問しました。
村本議員は、先に実施した学び舎ゆめの森の調査をもとに、「レベルアップの時間」の導入を提案しました。
レベルアップの時間とは、授業の効率化やICTの活用によって捻出した時間で、子ども達が自身でカリキュラムを組んで学ぶ取り組みです。文科省において、2027年から授業時間を5分短縮して捻出した年間約85時間を、学校の裁量でカリキュラムを組む方向で検討をしています。茨城県でも、レベルアップの時間を参考とし、その時間の使い方について、子ども達も入れて決めてはどうか、と提案しました。
また、長期休業の宿題や課題を自ら設定する取り組みも提案しました。
先生と相談しながら、個別最適な学びを自分で判断して決定し、その目標に向かって挑戦する自己マネジメントの実践を提案しました。
さらに、子供たち・アーティスト・教員が協働して創り出す「演劇教育」の導入も提案。演劇教育は、学力や創造力、社会的スキルとの強い相関が証明されています。茨城県でもこのような取り組みを学校現場に取り入れ、自己マネジメント力の積極的な育成を図っていくべきと主張しました。