日立市内の公共事業を視察調査
地元日立市の公共事業を担う県土木部の日立港湾事務所、高萩工事事務所より所管業務のヒアリングを行いました。
写真は工事が進む瀬上川河口水門工事現場です。
瀬上川は、日立市の南部久慈町を東から西に流れる中小河川。勾配もゆるく、さらに河道が直線的で距離が短いため、高潮の被害や台風などのうねりの直接的な影響を受け、毎年のように水害被害が発生してきました。
調整池を作ったり、堤防を高くしたりする工事がさまざま行われてきましたが、最終的には河口に水門を作ることが地域住民の皆様の長年の願いでした。
東日本大震災の復興事業の一環として、その河口水門が実現することになりました。大きな課題であったその水門の管理も、日立市が遠隔操作で運用することになりました。来年度の完成を目指して、工事が急ピッチで進んでいます。