村本修司が今期5度目の一般質問/2022年9月議会/日立市周辺地域の道路の現状及び今後の整備状況について

2022年9月12日、茨城県議会一般質問が行われました。 県議会公明党の村本しゅうじ議員は、すべての議員の中で最も多い今期5度目の登壇しました。 日立市周辺地域の道路の現状及び今後の整備状況について、土木部長に質問しました。

(1)国道6号大和田拡幅、日立バイパス(Ⅱ期)、桜川道路(仮称)による市内の渋滞緩和

最後に、日立市周辺地域の道路の現状及び今後の整備についてお伺いいたします。
まずは、国道6号大和田拡幅、日立バイパスⅡ期、仮称桜川道路による市内の渋滞緩和についてです。
大和田拡幅、山側道路及び鮎川停車場線、日立バイパスⅡ期工事の整備と国道6号の常陸多賀駅入口交差点から諏訪五差路までのルートは、日立市内を背骨のように縦断する幹線道路として整備されていると承知しております。
この中で、山側道路は供用が開始され、渋滞対策に大きく寄与しているところです。その前後で大和田拡幅、鮎川停車場線、日立バイパスⅡ期工事は、日立中心部から常磐自動車道日立南太田インターチェンジまでの所要時間の短縮が見込まれ、市民からも期待する声が多く聞かれています。
一方、山側道路と鮎川停車場線の間の国道6号の常陸多賀駅入口交差点から諏訪五差路までの区間は、都市計画で計画されているものの未だに2車線のままとなっており、前後の道路が整備されても、渋滞対策としての効果が半減するのではないかと懸念されており、県から国へもこの区間の4車線化を含む仮称桜川道路の早期事業化が要望されていると承知しています。まずは、この区間の事業化に向けて一歩踏み出すべきだと考えています。
そこで、国道6号の大和田拡幅、日立バイパスⅡ期、仮称桜川道路について、進捗を土木部長にお伺いいたします。

桜川道路<国道6号:常陸多賀駅入り口~諏訪五叉路・仮称>

(2)国道245号や国道293号をはじめとした日立港区周辺道路の整備

次に、国道245号や国道293号をはじめとした日立港区周辺道路の整備について伺います。
日立市内の産業拠点である日立港区周辺には、南北軸となる国道245号と東西を結ぶ国道293号が幹線道路として大きな役割を果たしております。
国道245号については、日立港拡幅の4車線化が完了し、現在、日立港区北拡幅として4車線化が進められており、地元でも早期の整備が大変期待されております。4車線化の工事は、日立港区周辺の渋滞を緩和するとともに、安全性の確保、地域の健全な発展と将来のまちづくりに大きく寄与する事業であると考えます。
また、日立港区から常磐自動車道日立南太田インターチェンジを結ぶ国道293号は、国道6号の大和田交差点付近で交通量が非常に多いことから、国道245号への迂回路としての機能拡充や付近の産業立地に向けた地域の健全な発展の観点から、道路の4車線化が求められております。これについても、事業化に向けて一歩踏み出すべきだと考えています。
そこで、日立港区周辺道路の整備について、土木部長にお伺いいたします。

国道245号4車線化工事区間