“県立特別支援学校における将来の進路選択につながる学びの多様性”について主張/茨城県議会一般質問

6月10日、茨城県議会一般質問が行われ、茨城県議会公明党の村本しゅうじ議員が登壇しました。

村本議員は、県立特別支援学校で学ぶ児童生徒のため「将来自立でき、保護者の安心感につなげていくためにも、キャリア教育は非常に重要でる」と指摘。ICT機器の利活用による学びを充実させるとともに、Webデザインなど新たな分野の門戸を切り拓いていくためにも、自立につながるスキルを身につけられるような環境整備を強く求めました。
この質問に対して県教育長は、「企業などのニーズに応えられる情報活用能力の育成を重点的に推進する学校を指定し、情報に関する専門科目や学校設定教科を取り入れるなど、教育課程の編成を柔軟に見直す。専門家を講師として活用し、プログラミングの発展的な学習としてロボットやスマートフォンアプリの開発など、生徒の興味・関心や希望する進路先に応じた多様な実践研究を進め、成果を他校にも展開する。実践研究の一環として拠点校に専門性の高い教員を配置し、他校に配信する取り組みをしながら、一人でも多くの生徒の就職につながるよう、より高度な情報活用能力の育成を図る」などと答弁しました。

村本修司議員の一般質問項目
1.SDGsのチャレンジングな推進について【知事】
2.モザイク型就労による高齢者の就業支援について【産業戦略部長】
3.県営住宅における団地コミュニティの活性化について【土木部長】
4.ソフト面からの防災対策の充実強化について【防災・危機管理部長】
5.障がいのある教員の採用について【教育長】
6.県立特別支援学校における将来の進路選択につながる学びの多様性について【教育長】
7.外国人をはじめとした日本語指導が必要な子どもへの支援について【教育長】